OnTimeのクリーンアップ
現在稼働中のOnTimeを動作停止するステップ
「Config DB」の「Server Settings」ビューの[OnTimeGC Commands]/[-quit-]を実行するか、
または、Dominoサーバーコンソールから “tell ontimegc quit” でも止められます。
この作業でOnTimeはメールDBとの同期機能が停止します。
ドミノディレクトリのサーバー文書を開きます。
「インターネットプロトコル」タブの「Domino Web Engine」タブに移動します。
「Java サーブレット」セクションのクラスパスから”OnTime/OnTimeGC.jar”と”OnTime/OnTimeGCEx.jar”の記述を削除して保存します。
この作業でOnTimeはクライアント画面の提供を含むAPIの提供を停止します。
Dominoサーバーの再起動でもOnTimeが自動起動しないようにするステップ
ドミノのプログラムフォルダで「notes.ini」ファイルを探します。
メモ帳などのテキストエディタで開き “ServerTasks=、、” で始まる行を探します。
“OnTimeGC” という記述部分を削除して保存します。
この作業で、Dominoサーバーを再起動してもOnTimeGCのプログラムは動作しません。
ServerTasks行の記述には”OnTimeGC”ではなく
”OnTimeGC OnTimeGC.nsf”のような場合もあります。
また、”OnTimeUFT”というタスクもあれば同じく削除してください。
ファイルの削除を行いクリーンナップするステップ
ファイルエクスプローラでドミノプログラムフォルダ内の “nOnTimeGC.exe” ファイルを削除してください。
詳しくはDominoサーバーの管理者にご確認ください。
削除しなくてもOnTimeは起動しません。以上で終了です。
新サーバーへの移設などでDBが必要な場合は必ず複製などを実施してから削除を行って下さい。
Dominoサーバーは停止した状態で作業を行ってください。
インストール時に作成されたアプリケーション(*.nsf)、テンプレート(*.ntf)、サーブレット(*.jar)、フォント他を保存してあるフォルダ(通常はDataフォルダ直下のOnTime)を削除します。
データベースファイルとテンプレートファイルはNotesクライアントから削除するか、ファイルエクスプローラから削除してください。
詳しくはDominoサーバーの管理者にご確認ください。
ユーザーがつかんでいて削除できない場合はDominoAdministrator等からOnTimeGC.nsf等OnTime関連nsfへのユーザーのセッションを停止して作業してください。
削除しなくてもOnTimeは起動しません。
OnTimeはサーブレットの起動時にservlets.propatiesの情報を利用して起動しています。
servlets.propatiesはDataフォルダ直下にあります。
クリーンアップする場合はテキストエディターなどで以下の内容を確認してファイル内の記述も削除してください。
servlets.startup=ontimegc
servlet.ontimegc.code=com.ontimesuite.main.servlet.OnTimeGC
servlet.ontimegc.initArgs=