OnTimeイベント管理とは
OnTimeイベント管理は、部門をまたいだ企業イベントや休日のすべてを一元管理します。様々な機会や部門ごとに専用のカレンダーでイベントを作成し、整理できます。イベントを計画したら、参加者を招待したり、ブロードキャストで参加者を追加したり、セルフサインアップを許可したりすることで、プロセス全体をシンプルかつ明確にします。
OnTimeイベント管理を使用すると、あらゆるイベントについて「誰が」「何を」「いつ」行うのかという明確な答えを常に得ることができます。
OnTimeイベント管理の構成
OnTimeイベント管理はOnTime管理者がOnTime Configでアプリケーション(データベース)を作成することで利用できます。
アプリケーションは複数作成でき、管理する人の権限に合わせて配布先の最大サイズに合わせて管理出来るようになります。
本記事ではOnTime管理者のアプリケーション作成までの手順を説明します。
実際の利用方法は以下の記事を
OnTimeイベント管理の作成
OnTime Configを開きます。
左のビュー一覧から「Event Calendars」を開きます。

アクションボタンの「Add Event Calendar」をクリック。
すると新規のイベント管理用の「Event Calendar Configuration」文書が開きます。

「Event Calendar Configuration」文書の設定
Name
デフォルトのデータベースの名前は変更可能です。この名前はメール受信データベース文書に設定されるのでユーザーに招待メールが届く際の名前になるますので考慮してください。
Filepath
変更できます。フォルダは変更しないことをお薦めします。
Manager
このデータベースを管理するユーザーやグループを登録します。
このOnTimeイベント管理の設定を行える人になります。
Limit Event push to users
イベントを配布するユーザーを制限できます。*はOnTimeを利用する全ユーザーとなります。
保存して閉じる
「Save & Close」ボタンを押して保存して閉じます。
新規の場合は保存と共にアプリケーション(データベース)がテンプレートから作成されます。

設定の更新

保存されたら「Admin – Event Calendars only」を実行して設定を更新します。
新規作成の場合はドミノディレクトリにメール受信データベース文書が作成されます。
更新の場合はメール受信データベース文書の名前が更新されます。

即時実行を必要としない場合は、毎深夜のメンテナンスタスクで実行されます。
名前変更時の注意
運用が開始されたら名前の変更は行わないでください。どうしても変更する場合はメール受信データベース文書が更新されてしまうので古い名前でのメール処理がされなくなります。その際は手動でメール受信データベース文書を作成してください。新規作成がよいかも知れません。
Freeminum1または2のライセンスをご利用の場合、作成できる未来の日程は30日後と45日後に制限されます。
OnTime管理者の作業は以上です。
イベント管理の運用については以下の記事を参照ください。